アダム・ララーナ(リヴァプール)
彼の何が良いのか、それを記述するのは難しい選手ではあった。しかしようやく皆がわかったはずだ。ララーナは典型的なイングランドのウイングではないと。
司令塔になれて、知性があり、パスが出せる。スピードだけの選手ではないのだ。大きな名誉を受けることはなくとも、EURO2016ではイングランドのベストプレイヤーだったといえる。
リヴァプールではしばしば苦しい時期を過ごしたが、クロップ監督の下の2年目で彼はパフォーマンスを上げている。
理論的にはあのカウンター・プレッシングのサッカーに合わないかもしれないが、彼はその戦術に大きな理解を持っているし、その知性が助けになるはずだ。
エティエンヌ・キャプー(ワトフォード)
トゥールーズからトッテナムへとやってきたキャプーは、その2年間で本当にうまく使われてこなかった。ソリッドな守備的MFであり、ポジショニングセンスがあり、強さがあり、タックルもうまい。展開力だってある。
彼は昨季ワトフォードにやってきて、守備で活躍を見せた。そして今季マッツァーリ監督の下で3-5-2が導入され、一つ前の役割を任された。そして攻撃面でも結果を残している。
ディーニーとイグアロに依存しすぎていたワトフォードにとって、これは非常に重要だ。やや攻撃志向が加わった役割は明らかに彼に適している。