ACL争い
ACLの出場枠は11月末のAFCのMAランキング(Member Associations Ranking)によって決定される。また、エリアによってそれぞれ順位をつける。10月末の時点で日本は豪州、中国をかわし東地区で2位となっており、1位韓国と共に出場枠3+1チームを確保することになる。しかし、豪州、中国とは僅差で、AFCランキングは日本代表の11月の試合結果によって順位転落もありえる状況。そうなると、最小2+2チームにまで変動してしまう可能性がある。
10月21日現在のACL MAランキング
順位/チーム/ポイントの順
1 韓国 92.939
2 UAE 86.365
3 サウジアラビア 84.684
4 イラン 79.615
5 カタール 77.481
6 日本 73.851
7 オーストラリア 73.125
8 中国 72.635
9 ウズベキスタン 58.505
10 イラク 37.872
現在の状況ではJリーグ1位 、天皇杯優勝、Jリーグ2位が本戦からJリーグ3位がプレーオフからの登場となる。この場合のJリーグ1位はJリーグチャンピオンシップ優勝、2位はJリーグチャンピオンシップ準優勝、3位は1-2位以外の年間勝ち点最上位チームとなる。
天皇杯はまだまだ状況がわからないが、事実上浦和、川崎、鹿島の3チームはACLの出場が決定。これに状況次第で年間勝ち点4位のチーム(現在は大宮)が繰り上げで入るか全く関係ないチームが天皇杯で優勝するかが最後の枠の取り合いになるだろう。
ちなみに大宮はホームのNACK5スタジアムがACLの基準を満たしておらず新スタジアムの建設も検討されている。今回の年間順位4位が確定すれば、新スタジアムの話も本格的に進むのではないかと思われる。
一方、4位争いではガンバ大阪(勝ち点55)も可能性は残す。しかし、大宮(勝ち点56)はここ5試合を4勝1分と好調でこのまま行きそうな勢いがある。