J1残留争い
詳しくは「どうなる「デス伝説」?J1最終節に向けて検証してみた」を読んでいただくとして、ここでは簡潔に述べていきたい。
すでにアビスパ福岡、湘南ベルマーレは来季のJ2降格が決定しており、13位のジュビロ磐田から16位の名古屋グランパスの中から残り1チームが決まることになる。
2016年 Jリーグ年間順位表(10月29日現在)
13. ジュビロ磐田 33(得失点差-14)
14. ヴァンフォーレ甲府 31(得失点差-25)
15. アルビレックス新潟 30(得失点差-15)
16. 名古屋グランパス 30(得失点差-18)
17. 湘南ベルマーレ 24
18. アビスパ福岡 19
新潟がサンフレッチェ広島、名古屋が湘南ベルマーレ、甲府がサガン鳥栖、ジュビロ磐田がベガルタ仙台と対戦する予定だ。「デス伝説」でも述べたように、アルビレックス新潟が「YMCA」、名古屋グランパスが「ノヴァコヴィッチ」のそれぞれジンクスにひっかかっており、現在の順位を見ても降格の確率が高いと言わざるを得ない。
しかし、14位甲府は得失点差-25とすこぶる悪く、勝ち点が並んだ時に分が悪いのが現状だ。最近の5試合を見てみると磐田が勝ち点2、甲府が勝ち点4、新潟が勝ち点3、名古屋が勝ち点7を獲得しており、現在16位の名古屋が一歩抜け出ている。反面13位の磐田は状況が悪く2ndステージに入って明らかに1stステージと比べて苦しんでいる。他チームと違い、「引き分けさえすれば自力で残留が決められる」という気持ちがマイナスに働けば、もしもの降格もありえる。
4チームのどこが降格してもおかしくない状況だけにサポーターが気が気でないだろう。