スプリントの意味
スプリントのデータは以下の通りとなった。
2016年J1 平均スプリント回数ランキング
順位 スプリント回数 チーム
1 190 湘南ベルマーレ(17位、降格)
2 180 鹿島アントラーズ(3位)
3 162 大宮アルディージャ(5位)
4 161 ジュビロ磐田(13位)
4 161 サガン鳥栖(11位)
6 160 浦和レッズ(1位)
6 160 ガンバ大阪(4位)
6 160 アビスパ福岡(18位、降格)
9 157 ベガルタ仙台(12位)
9 157 FC東京(9位)
11 156 名古屋グランパス(16位、降格)
12 153 柏レイソル(8位)
13 152 アルビレックス新潟(15位)
13 152 ヴィッセル神戸(7位)
15 150 横浜F・マリノス(10位)
16 143 ヴァンフォーレ甲府(14位)
17 142 川崎フロンターレ(2位)
18 138 サンフレッチェ広島(6位)
広島は走行距離と同じく低い順位であり、優勝した浦和は6位とそこそこ高かった。湘南は運動量、スプリント共に“らしさ抜群の”素晴らしい数値だったが今季はJ2降格となった。とはいえ、ここでもスプリント回数と順位についてこれといった関連性を見出すことはできなかった。
名古屋は走行距離(17位)よりは良い11位であったが、低いDFラインからのカウンターというプレースタイルもあり走っていなかったのは確かなようだ。
このように走行距離やスプリントのデータというのはやりたいサッカーやチームのプレースタイルによって変わるものでチームの強さとは関連性は低いという結果になった。では、やりたいサッカーを端的に見る指標としてポゼッションを含めてみたらどうだろうか。