総合順位から見る。チームの売りは

これらの順位を一覧にしてみた。

2016年J1 走行距離・スプリント・ポゼッション率ランキング一覧

順位 走行距離 スプリント 支配率(数字はすべて順位)
1 浦和レッズ 5 6 1
2 川崎フロンターレ 15 17 2
3 鹿島アントラーズ 14 2 6
4 ガンバ大阪 9 6 5
5 大宮アルディージャ 13 3 13
6 サンフレッチェ広島 16 18 4
7 ヴィッセル神戸 18 13 8
8 柏レイソル 6 12 3
9 FC東京 4 9 15
10 横浜F・マリノス 8 15 6
11 サガン鳥栖 1 4 11
12 ベガルタ仙台 7 9 10
13 ジュビロ磐田 10 4 14
14 ヴァンフォーレ甲府 11 16 18
15 アルビレックス新潟 3 13 9
16 名古屋グランパス 17 11 17
17 湘南ベルマーレ 2 1 12
18 アビスパ福岡 12 6 16

どのチームもスプリント、走行距離、支配率何かしら誇れる数値があった。全てのスタッツで10位以内に入ったのは浦和とガンバ大阪だけであった。一方で、全てのスタッツが全て10位以下すなわち平均に満たなかったのはヴァンフォーレ甲府と名古屋グランパスであった。

ヴァンフォーレと名古屋グランパスはどちらもまずは守備を固めてそこからカウンターという共通点がある。だが、ヴァンフォーレは昨年もこのスタイルであり支配もできないし、カウンターの時のスプリント力も足りていない中でも勝利をもぎ取れる術を持っていたというべきか。

ヴァンフォーレ甲府2015年のスタッツ

平均走行距離:110.716㎞(15位)

平均スプリント回数:129回(18位)

平均ポゼッション率:44.8%(17位)

名古屋は昨年の平均走行距離は18位(107.205km)とより走れていなかったのだが、スプリント回数は164.6回(5位)と力があった。この値は今シーズンにあてはめれば3位の数値で今季は1試合あたり10回ほどスプリントが減っている計算になる。小倉隆史監督の解任時期や選手補強、闘莉王の呼び戻しなど様々な議論はあるが、データ的に言えば、カウンターの鋭さや攻撃時の一斉に動き出すような形がうまくいかなかったというのが名古屋の敗因だろうか。

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