テレサ・リベロ(スペイン)
ラージョ・バジェカーノの元会長。
もともと裕福な家系で育ったが、59歳の時に運命が一変する。ラージョの大株主だったオーナーである夫から、クラブの会長に任命されたのだ。その後、スペイン1部史上初の女性会長にもなった(サッカー界の知識はなかったそうだが)。
また、一時はスタジアムにもその名が冠された(エスタディオ・テレサ・リベロ)ほか、彼女のもとでチームはコパ・デル・レイやUEFAカップで準々決勝を果たす。2011年に夫が所有するラージョを含む複数の企業が破産宣告をされ、その職を離れた。
ちなみに、元祖ロナウドの元夫人でリフティングの女子世界記録を保持していたミレーネ・ドミンゲスは、旦那がレアル・マドリーでプレーしていた当時にラージョの女子チームに在籍していたことがある。
マルガリータ・ルイ=ドレイフュス氏(ロシア生まれのスイス人)
マルセイユの元会長。
マルセイユの大株主(当時)だった夫のフランス人実業家ロベール・ルイ=ドレイフュス氏が2009年に亡くなった後、会長の座を引き継いだ。そして、つい先日アメリカ人実業家フランク・マコート氏がマルセイユの株式を買い取り、その座を退いた。
なお、ロベール氏はスタンダール・リエージュの大株主であったためにそれもマルガリータが引き継いだが2011年に売却したようだ。