8日、Nikeと新たな長期契約を結んだことが発表されたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。
この2日前には所属するレアル・マドリーとも契約を更新しており、EURO2016優勝を経て、また新たな段階へ歩を進めた印象だ。
そうした中で、ロナウドの軌跡を7足のスパイクで表現するNikeの新たなCR7シリーズにも“新章”が登場した。
Nike Mercurial Superfly CR7 'Discovery'
CR7のチャプター3(第3章)は、彼の転機の一つである「リスボンとの別れ」をイメージしたデザインが特徴だ。
2003年8月6日、ロナウドはスポルティング・リスボンの一員として、マンチェスター・ユナイテッドとの親善試合に出場。ここで彼が見せたプレーは対戦したユナイテッドの選手やスタッフの間で大きな話題となった。
そして、それから1週間も経たないうちにロナウドのユナイテッド移籍が決まる。
「あの試合が私のプレーヤー人生を大きく変えたのです。試合からわずか10日後にはイングランドの新しいチームでプレーを始め、新しい挑戦に向かっていたのです」
このエピソードから誕生した『CR7 チャプター3:ディスカバリー』では、ロナウドが愛用する『マーキュリアル スーパーフライ V』をベースに、スポルティングのチームカラーを現代的にアレンジ。
また、サイドにはシルバーのドットに加え、抑制をきかせた反射素材の波をデザイン。これは彼が2003年に着用していた『マーキュリアル ヴェイパー 1』に因んだものだ。
かかとにはスポルティング戦の日付「06,08,03」。欧州式に「日,月,年」という順番で並んでいる。