日本人が多く在籍していることで知られる、シンガポール1部Sリーグ。
今季はアルビレックス新潟シンガポールがリーグ戦で初優勝を飾るだけでなく、カップ戦、リーグカップを制し“トレブル”を成し遂げた。
今季はまさにアルビレックス新潟シンガポールが席巻したシーズンとなったのだが、今季のSリーグの得点王が元Jリーグ選手だというのをご存知だろうか?
その選手とは、ブラジル人FWハマゾッチだ。
.@OfficialDPMMFC's Ramazotti was presented with the Player of the Month Award earlier at the Hougang Stadium! pic.twitter.com/6XRBixCMc8
— S.League (@FootballSLEAGUE) 2015年4月4日
ハファエウ・ハマゾッチ・ジ・クアドロス、通称"ハマゾッチ"は1988年生まれの28歳。2011年にジウ・ヴィセンテからアビスパ福岡に加入したことで知られる長身のブラジル人ストライカーである。
福岡を退団したハマゾッチは2014年に再び来日し、ガイナーレ鳥取で12試合に出場し4得点を決めている。しかし、チームがJ2昇格を決められなかったこともあってか契約満了でチームを離れていた。
そんなハマゾッチは2015年からブルネイDPMMに加入。チームはSリーグに越境参加しており、今季は20ゴールをマークし得点王に輝いたのだ。
ちなみに、ハマゾッチは昨シーズンもリーグ戦で21得点をあげており、Sリーグへの移籍後2年連続の得点王になっている。これは立派!
なお、Sリーグではすでにアウォーズが開催されており、最優秀監督賞にアルビレックス新潟シンガポールの鳴尾直軌が、最優秀東洋人賞に河田篤秀が選ばれている。