トミー・ロートン

イングランドの歴史に名を残す伝説的FWロートン。1938年から代表のエースとして活躍した人物で、2003年にはスポーツ殿堂入りを果たしている。

しかし、引退後は指揮官として成功することはできなかった。ブレントフォードとケターリング・タウンを選手兼監督として、そしてノッツ・カウンティをフルタイムの監督として率いたものの、成功出来ず。

最後はサッカー界から離れ、保険のセールスマンやパブ経営などに転身。ところが詐欺罪で有罪判決を受けるなど、寂しい晩年を過ごしている。

ケリー・ディクソン

レディングとチェルシーで活躍したレジェンド、ケリー・ディクソン。特に後者では全公式戦で193ゴールを決めており、歴史上でも3位の数字を残している。

彼は選手生活の最晩年で所属したドンカスター・ローヴァーズで選手兼監督を務めることになったが、1年と数ヶ月で解任されている。

その後は指導者としてはノンリーグ(アマチュア)でのキャリアにとどまっている。2014年には薬物中毒で逮捕され、後に暴行罪で9ヶ月収監された。ギャンブル中毒にも苦しんでいる。現在は配管工。

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