今週末に予定されているバルセロナ対レアル・マドリーのエル・クラシコ。
ルイス・エンリケとジネディーヌ・ジダンの両指揮官による対決はこれが初めてのことであり、世界的にも注目を集める一戦だ。
そんなバルサとマドリーは、これまでリーガだけでなくコパ・デル・レイやスーペル・コパ、UEFAチャンピオンズリーグといったコンペティションでも度々熱戦を繰り広げてきた。
そこで今回は、2000年以降のクラシコにおいて“絶対に忘れられない”5つの名シーンをプレイバック!
1. ”裏切り者”に向けられた洗礼
試合情報:2001-02 リーガ・エスパニョーラ 第30節
会場:カンプ・ノウ
試合結果:1-1
2001年、バルセロナの中心選手であったルイス・フィーゴはレアル・マドリーへと“禁断の移籍”を果たした。すると、バルセロナのファンは怒りを露わにし、移籍後迎えた初のクラシコで大ブーイングを浴びせた。69分、コーナーキックを蹴るために近付いてきたフィーゴに様々な物が投げ込まれ、試合は13分間にわたって中断に。豚の頭部が投げ込まれたのは有名な話だ。両サポーター間のライバル意識の強さを物語るエピソードではあるが、危険な目に遭いながらも最後までボールを離さなかったフィーゴの勇敢さも称えられるべきだ。なお、この試合の翌月にはCLで再びクラシコが実現しているが、カンプ・ノウでの試合にフィーゴは出場していない。