ヘラルト・ファネンブルグ
オランダ代表
42試合1得点(1982-1992年)
ジュビロ磐田
86試合14得点(1993-1996年)
過去Jリーグでプレーしたオランダ人の中で、最も実績のある選手といえばファネンブルグだろう。
名門アヤックスでデビューし、その宿敵PSVで黄金期を築いた彼は1986、1990年ワールドカップに出場するなど国際レベルで活躍したMFだった。
日本にはハンス・オフトに誘われ、J加入を翌年に控えるジュビロ磐田へ加入。当時の大物外国人はキャリアの晩年にやってくる選手がほとんどであったが、彼は30手前とまさに脂が乗っている時期であり、格の違いを見せつけた。
ちなみにオランダ語の発音では「ファネンブルフ」に近い。
ピーター・ハウストラ
オランダ代表
8試合0得点(1988-1991年)
サンフレッチェ広島
63試合13得点(1995-1996年)
フローニンゲンでデビューした後、トゥウェンテやスコットランドの名門レンジャーズなどで活躍。その時期にオランダ代表に招集されたが、1990年ワールドカップは有力な候補でありながら怪我で逃している。
その後、ビム・ヤンセン監督が指揮するサンフレッチェ広島で2季プレー。現役引退後は指導者となり、2016年1月、福島県社会人サッカーリーグ2部のいわきFC監督に就任した。
10戦全勝でクラブを1部昇格に導いたが、フロントとの方向性の違いにより1年で退任。オランダのインタビューでは「もっと高いレベルでやりたい」と語っていた。