また、『Tuttosport』など各メディアは「元イタリア代表MFエンツォ・マレスカが現役を引退することを発表した」と報じた。
ミランやカリアリのユースで育ったものの、イングランドのWBAでデビューしたという珍しいキャリアを持つマレスカ。
その後ユヴェントスに引き抜かれ、ボローニャやピアチェンツァへのレンタルを経験。フィオレンティーナ時代には中田英寿とも一緒にプレーした。
最も活躍を見せたといえるのが2005年から所属したセビージャでのキャリアで、UEFAカップ決勝でのMOMに輝くなどの実績を残した。
それからはオリンピアコス、マラガ、サンプドリア、パレルモ、そしてエラス・ヴェローナと移籍し、2月10日で37歳になっていた。
エンツォ・マレスカ
「37歳だ。20年近くのサッカー人生を終えて、僕は引退することに決めたよ。
長い間、計り知れない情熱とともに生きてきた。それは4つの違った国でプレーするという未来を与えてくれた。それは多くの文化や世界を学ぶ機会を与えてくれた。
身につけてきた全てのシャツを誇りに思っている。1998年にWBAに行き、それからユヴェントス、ボローニャ、ピアチェンツァ、フィオレンティーナ、セビージャ、オリンピアコス、マラガ、サンプドリア、パレルモ、そして最後にヴェローナ。
全てのクラブに大きな感謝を抱いている。選手として、人として成長するチャンスを与えてくれた。
また、それらのクラブは僕に勝利のチャンスもくれた。スーペルコッパ、スクデット、ヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップ、コパ・デル・レイ、スペイン・スーペルコパ、セリエB。
僕を受け入れてくれたチームメイト全員に感謝している。落ち着いているよ。新しい物語を描く時が来ただけなんだ。幸せだよ。
なぜなら、毎日家族とハグできるからだ。それがエネルギーの源だ。いつも、そしてこれからも。サッカーに感謝だ!」