▼ゴールキーパー「ハイレベルな競争を勝ち抜くのは」
昨シーズン終盤に曽ヶ端準が見せたパフォーマンスはキャリアハイとも言える素晴らしいモノだった。背番号21の活躍無くして、クラブW杯での躍進は無かった。
今オフ、フロントは曽ヶ端と同等もしくはそれ以上の実力者の補強を目論んでいた。ACLへの参戦を見据え、更なる底上げが必要となっていたからである。そしてそのミッションを満点でクリアした。「韓国のファン・デル・サール」との異名を持つクォン・スンテがやって来たのだ。
前所属の全北現代ではACL優勝に貢献する等、その実力は折り紙付き。安定したセービングが魅力であり、周囲とのコミュニケーションが高まれば、不動の地位を築く可能性は高まる。
もちろん曽ヶ端も黙っていないはずで、最後尾のポジション争いはシーズンを通して続きそうだ。