ダニエレ・デ・ロッシ
(2006年にはワールドカップを制覇したね?)
「逆説的に言えば、僕は22歳でワールドカップを獲ったということでもあるね。
それが意味するところは、素晴らしい将来の予測、そして周りから寄せられる大きな期待だ。
まずはU-21欧州選手権、オリンピックの銅メダル、そして次なるワールドカップの勝利だ。
おそらく、それは実際に問題だった。僕は勝ち続けられなかった。
あの時、僕の電話は鳴り続けていたよ。毎日、新しいクラブが僕を欲しがった。
彼らは言い続けた。『コーチが君を欲しがっている、対話してくれ』と。その会長は白紙の小切手も準備していた。
それは素晴らしいことだった。しかし結局のところ、僕は常にローマを去ることは非常に辛いことだと気づいていた。
おそらく、行こうと思えば、チャンピオンズリーグ決勝でプレーすることは出来た。レアル・マドリー対バルセロナでもプレー出来た。
僕はいつもボカ・ジュニオルスでプレーしたいと言っていた。ボンボネーラでリーベル・プレートとのスーペルクラシコをやりたかった。あれは世界で最も美しいスタジアムだよ」
プロとしては「間違い」だ…デ・ロッシがローマに残った理由とは
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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