3日に行われたJリーグYBCルヴァンカップで、FC東京のトップチームデビューを飾った15歳の久保建英。

前日、U-20ワールドカップに向けた日本代表メンバーに選ばれたということもあり、久保のデビューは大きく注目された。

1-0とリードして迎えた66分、永井謙佑との交代でピッチに登場した久保。プレー機会はそこまで多くはなかったが、試合終了間際に見せ場を作った(02:25から)。

39分、積極的な仕掛けから前寛之に倒されると、ペナルティエリアの少し手前でフリーキックを獲得。するとこれを自ら狙う!

ボールはゴールマウスのわずか上の方に飛んでいったが、ゴールの予感を感じさせるキックだった。およそ15歳とは思えぬ落ち着きと球質である。

試合後にはFC東京の恒例行事ともなっている、“シャー!”にも参加!セレブレーション後、ペコリと一礼するあたりが謙虚な感じだ。

試合後、久保は以下のようにコメントしている。

久保 建英(FC東京)

「あらためてJリーグは本当にレベルが高いと思った。その舞台に今日、一歩踏み込めました。

特にワンタッチのプレーは明らかにJ3よりJ1の方が多い。

J3は球際のプレーが多いですけど、J1はそこをかいくぐってかわしてくるので、ボールが取られない。

スタジアムに入った時は緊張しましたけど、試合が始まったらそんなことは言っていられない感じでした。

ゴールまであと一歩のところもありましたけど、だからこそ本当に悔しい」

また、鮮烈なデビューを飾った久保に対しては両チームの選手や監督がそれぞれコメントを寄せている。