プレミアリーグ2位につけるトッテナム。リーグでは9連勝と好調だが、ここにきてDFカイル・ウォーカーを巡る問題が出てきた。
26歳のイングランド代表右SBは今季リーグ30試合に先発出場。だが、チェルシーとのFAカップ準決勝、アーセナルとのノースロンドン・ダービーではベンチスタートに。代わりにキーラン・トリッピアが先発起用されたのだ。
ウォーカーは現在の給与に不満を持っており、マンチェスター・シティへの移籍を考慮しているとも伝えられている。そして、マウリシオ・ポチェッティーノ監督との間に亀裂が走っているとも。
シティ、No.1ターゲットはトッテナムDFか 移籍金は70億円 https://t.co/2mS8YxChR9
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年5月3日
そんななか、指揮官がこの件に言及した。『Mirror』によれば、上記2試合で先発落ちした理由を聞かれるとこう答えたとのこと。
マウリシオ・ポチェッティーノ(トッテナム監督)
「私にとっては全ての試合がビッグ(ゲーム)だ。
クリスタル・パレス戦はビッグだったし、スウォンジー戦もビッグゲームだった。
プレーするのにふさわしい選手がプレーすれば、全ての選手たちがチームにとって重要な一部なんだと感じる。
ダニー・ローズとベン・デイヴィス、カイルとトリッピアのローテーションについては、彼らのパフォーマンスを見ただろう。
我々のスカッドにはいい選手がいるためだ。それはチームメイトに影響を与え、チームをよりいいものにする」
建前にも聞こえなくもないが…。そのうえで、シーズン終了までは何も決定されないとも述べたという。
トッテナムは金曜夜にウェストハムとのダービーを戦う。