メディポル・バシャクシェヒル
「2位じゃダメなんですか?」そう言いたくなるほど今季メディポル・バシャクシェヒルが残したものは大きい。
4日に最終節を残すが、すでにフェネルバフチェ、ガラタサライを抑え堂々のリーグ2位を確保。2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ予選3回戦の切符を獲得した。
さらに、トルコカップでもPKでコンヤスポルに敗れたものの準優勝。前半戦は首位、カップ決勝もPKということを考えると、タイトルを取れなかったのは悔しいが大きな足跡を残した。
これといったストライカーはおらず二けた得点者は不在。しかし、6名が5得点以上をあげるなどどこからでも得点が狙えるオールマイティなチームとなった。
エマニュエル・アデバヨール(元アーセナル、トッテナム)、エムレ・ベレゾール(元インテル)、マルシオ・モッソロ(元ブラガ)といった懐かしい顔がそろう。一方で、“トルコのディバラ”と呼ばれているジェンギズ・ウンデルのような若手も成長しており、ベテランと若手が融合したチームと言える。
2014年に昇格して以降、4位、4位、2位と上位をキープ。今やトルコの強豪と呼んで良いほどに安定した好成績を残している。