RBライプツィヒ

ホッフェンハイムと共にブレイクしまさかのチャンピオンズリーグ出場権を獲得したのがRBライプツィヒだ。

ザルツブルクなどと同じレッドブル・グループの一員であるが、「親会社の名前をチーム名に入れてはいけない」というドイツの規定から「RB(ラーゼンバルシュポルト、芝生の球技の意味)」と名称を工夫し、何となく"レッドブル感”をにおわせている。

2009-10シーズン、当時5部のSSVマルクランシュタットを買収し、RBライプツィヒとして発足したチームだったが、あれよあれよと昇格を繰り返し、今季はブンデスリーガ初挑戦ながら2位を獲得した。

ホッフェンハイムが”ITとサッカーの融合”で着目されるのに対して、ライプツィヒは"育成”でチームを強化。今季の主力もナビ・ケイタ、ティモ・ヴァーナー、ユスフ・ポウルセンら20代の若手が中心となっている。

今月、前述のヴァーナーとディエゴ・デンメがドイツ代表としてコンフェデレーションズカップに出場する予定だ。

【次ページ】問題児を引き受けたチーム