アルビレックス新潟の10番チアゴ・ガリャルド選手が、昨日の大宮戦でなぜあのヘアスタイルで試合に出場したのか………
TwitterなどSNSで多少反響があったので、彼のスタイルの本当の意味をちょっと長くなりますがみなさんに伝えます。
文章下手でスミマセン(>_<)
先に謝っておきますm(__)m
昨日の試合にチアゴ選手は「Ryoma君」という少年を招待していました。
Ryoma君は「ベーチェット病」という難病と闘病中で、病室でチアゴ選手のプレーを見てファンになり、チアゴ選手に手紙を書いてくれました。
その手紙を読んだチアゴ選手がRyoma君の力になりたい、励ましたいという事で今回の大宮戦に招待する事になりました。
チアゴ選手はRyoma君を励ますプランとして、彼に髪型、髪の色をリクエストしてもらい、そのリクエストしてもらったスタイルで試合に出場するという事を彼と約束しました。
Ryoma君のリクエストは、チアゴ選手はもともとボウズなので…(笑)「髪型はお任せします。髪の色はスタジアムのどこから見てもわかるようにオレンジがいいです!!」との事でした。
チアゴ選手からのオーダーは、Ryoma君との約束通り「カラーはオレンジで、あとのデザインはハセさんに任せます!!」でした。
今回のスタイルはチアゴ選手のRyoma君に対する想い、Ryoma君が一生忘れられない思い出として心に刻めるようなデザインにしたいと思って考えました。
カラーはスタジアムのどこから見てもわかるように鮮やかなオレンジを使って、ポイントでもう一つのアルビカラーのブルーを入れました。
これは、Ryoma君のリクエストでもあり、チアゴ選手のクラブ愛を表現しています。
デザインは、左サイドにRyoma君のイニシャルの頭文字でもある「R」をラインとカラーで表現しました。
憧れのチアゴ選手が自分のイニシャルを頭に刻んでプレーしている姿をRyoma君が見たら喜んでくれるかなっていう想いと、チアゴ選手がRyoma君と一緒に自分自身のゲーム、Ryoma君の病気と闘っていくという気持ちを表現しました。
右サイドはアルビレックスのシンボルでもある白鳥座のアルビレオ=星をイメージしていて、チアゴ選手のチームに対するクラブ愛、チアゴ選手自身が言っていましたが「自分にはイイ星が輝いてくれていてプロサッカー選手になれたし、とても素晴らしい環境でサッカーが出来ている。Ryoma君にもイイ星が輝きますように!!」という願いを込めてこのデザインにしました。
昨日の試合は結果としては残念な結果に終わってしまいましたが、チアゴ選手のRyoma君に対する想いは十分伝わったのではないかと思います。
試合翌日の今日、チアゴ選手はRyoma君をクラブハウスに招待して自身のヘアスタイルに込めた想いを伝えたそうです。
Ryoma君はチアゴ選手の気持ちに感動して涙を流していたそうです。
チームは非常に厳しい残留争いの渦中にいる中、プロサッカー選手としてプレー以外の面でも、ファンの方達に積極的に寄り添って夢や希望を与えているチアゴ選手。
僕は今後もチアゴ選手の活動を自分のベストを尽くしてサポートしていこうと思います!! 今後ともチアゴ・ガリャルド選手、アルビレックス新潟の応援よろしくお願いいたしますm(__)m
なんでもチアゴ・ガリャルドは闘病中の少年をサポートするため、このような髪型、そして髪色にしたのだそう。
左のサイドにある剃りこみは「R」を描いており、右サイドにある星印はチーム名の語源にもなっているアルビレオ(白鳥座の恒星)を示しているようだ。
チアゴ・ガリャルドはこの試合に闘病中の少年を招待したのだが、残念ながら新潟は1-2で敗れてしまった。それでも、チアゴ・ガリャルドの思いは少年に届いたはずだ。