『expansion』は24日、「シティ・フットボール・グループは、近日中にジローナFCの買収を完了する」と報じた。
ジローナFCは2009〜2011年に指宿洋史が所属していたことでも知られているクラブ。
今季はセグンダで2位となり、来季はリーガ・エスパニョーラで戦うことが決定している。
このクラブは数年前からシティと強い結びつきがある。
2015年夏にはペレ・グアルディオラ(ペップ・グアルディオラの兄)が所有するマネージメント会社メディア・ベース・スポーツがジローナの株式80%を買収。
当時ジローナが抱えていた380万ユーロ(およそ4.7億円)の債務を解消しているのだが、その際の約束が「リーガに昇格したらシティ・グループに株式を売却する」ことだったという。
今季はパブロ・マリ、パブロ・マフェオがシティからジローナへと貸し出されており、ある程度はすでにセカンドクラブとしての立場にある。
シティ・グループは現在、マンチェスター・シティを始めとして、ニューヨーク・シティ(アメリカ)、メルボルン・シティ(オーストラリア)、横浜F・マリノス(日本)、アトレティコ・トルケ(ウルグアイ)を保有している。
今回ジローナはそれに組み入れられる可能性が高く、予算はおよそ5倍の5000万ユーロ(およそ61.7億円)となり、シティから7名の選手を貸し出すというプランがあるとのこと。