ナズヴィ・カリーム
「中国の宣伝活動は、日本の成功からインスパイアされている。Jリーグはスポーツをどのように育てるかという点でのロールモデルである。
日本は野球と戦う必要があり、それらの否定的な感情に抗う必要があった。それにもかかわらず、25年間有機的な成長を続けており、平均観客数は世界でトップ10になっている。
Jリーグは、かつて中国のようにジーコやリネカーのような有名選手を買い、数千人の観客を集めていた。
しかしその4年後に関心は一気に低下し、Jリーグの関係者は戦略の再考を余儀なくされた。
『100年構想』を達成するための鍵のひとつは、クラブが単一の大型スポンサーに頼らないことだ。それは中国とは異なっている。
先月、ドイツ代表のスターであるルーカス・ポドルスキがJリーグのヴィッセル神戸と契約した。
その額は260万ユーロ(およそ3.4億円)であり、中国のクラブがスターを惹きつけるために使った額と比べれば数分の一である。
Jリーグの人気低下が起こった時、ジェレミー・ウォーカー氏のインタビューに対して三浦カズ選手が言った。
『多分、みんなたまごっちをやっているんだよ』と。幸いカズが間違っていたことは証明された。
中国は、単に今の状況が『たまごっち』ではないことを証明するための長い戦いに直面している」
ポドルスキは安い…中国サッカーは「たまごっち」なのか?
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
RELATED TOPICS
ドイツ・ブンデスリーガの1.FCケルンは、公式サイトで「FWアントニー・モデストが天津権健...
U-20中国代表、なんとドイツ4部リーグに参入へ!東京五輪チームの強化へ
U-20中国代表が来シーズンからドイツの下部リーグでプレーし、強化を図ることになるようだ。...
これが中国のやり方か!デンバ・バを利用する驚きの『裏技』とは
カルロス・テベスを破格の待遇で獲得して話題になった中国の上海申花。そのなかで、去就が不透明...
『FOX』は26日、「中国サッカー協会は、外国人選手を獲得する際に100%の税金をかけると...