プレースタイル
6フィート3インチ(190cm)の体格を持つリュディガーは、空中戦に強さを見せる選手であり、プレミアリーグのフィジカルにも悩むことはないだろう。しかし同時に、地上戦でのスピードも強みになるはずだ。
ドイツ代表監督のヨアヒム・レーフ氏は、EURO2016で彼をメンバーに選んだが、立場としてはサブだった。
彼の身体的な能力は少しジェローム・ボアテングに似ている。ボールを持つとやや不器用なところはあるが、高い運動能力は最終ラインのどこでもこなせるという強みを与えている。
どこにフィットするか?
リュディガーは主にセンターバックを得意としているが、右サイドバックでプレーすることも可能である。
チェルシーにおいては、最終ラインの3名の右ストッパー、セサル・アスピリクエタに質の高いオプションを加えるという意味を持つだろう。
ジョン・テリーが退団したあと、チェルシーはナタン・アケがその穴を埋めると思われたが、彼はボーンマスに放出されてしまった。
そのため、このリュディガーがチェルシーの最終ラインに良い形の選択肢を加えてくれる。