ケレタロ
Ronaldinho Gaúcho last goal was in Querétaro FC shirt, where he played 29 games, scoring 8 goals. #Querétaro #Brazil pic.twitter.com/t0MBCRXcJ3
— Classic Football (@classic1904) 2016年3月21日
なんといってもメキシコリーグの強烈な個性といえばケレタロFCである。
あの元ブラジル代表FWロナウジーニョを獲得したことで非常に大きな話題になったこのクラブは、あまりにもスゴイ方法で残留を果たしたことがあるのだ。
2012-13シーズンで最下位になってしまったケレタロは、2部に降格することが決定した。
しかし、それを由としなかったのがオーナーのグルーポ・デルフィネス。
彼らはハグアレス・デ・チアパスという他のクラブをTVアステカから買い取ると、本拠地をケレタロに移し、さらにチーム名もエンブレムも「ケレタロ」に変えちゃったのだ!
降格したチームの所有者が、他の1部のクラブを買い取って中身をそっくり入れ替える…こんなことあっていいのか!
当時もこれにはかなりの批判があったようなのだが、メキシコは伝統的にオーナーの力が強く、法の穴をくぐり抜けたような形でもあったため、問題なく成功したということだ。
おそらくこんな経歴を持っているクラブは、世界にも例を見ないはずだ…。