ライアン・メイソン
「オレンジジュースのグラスを持てた。それを自分で飲んだ。なんと凄いことかと思ったよ。
それから一ヶ月、僕は誰とも近づけなかったよ。会話はできないし、1日18~20時間寝ていたからね。
家族が周りにいて励ましてくれた。そしてレイチェルはリビングで座って、テレビも水に僕だけ気にしていた。
もう一度歩くことができるのか?とだけ考えていた。サッカーができるかどうかではなくね。
しかし、それから間もなくして歩き始めることができた。そして、ジョギングも。
そして、その時頭のなかには一つだけしかなかった。『もう一度、プレーしたい』とね」
(あの時の出来事について)
「それを思い出すだけで喉が締まりそうだね。
エデン・アザールからのクロスが来た。僕はジャンプした。そして、衝突があった。
すぐに深刻な怪我だとわかったよ。頭を触ると、そこにはなにもなかった。そして、頭蓋骨から血が出ていた。
パニックになったよ。痛みすらもはや感じないほどに」
走馬灯を見た…メイソン、頭蓋骨骨折からの過酷な8ヶ月を激白
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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