クリス・カークランド
「昨年6月にベリーと契約したが、8月にはもう疲れていた。一度フリットクロフト監督に休養を摂るよう言われ、その後戻った。
トレーニングをやり直し、3日目には5人制のミニゲームに出た。シュートが飛んできたが、ダイビングも出来なかった。
そして思った。『もうこれ以上いたくない』と。監督のところにまっすぐ歩いていって、『これ以上は出来ない』と伝えた。
契約を解除する必要があると話した。それが、引退を表明した時の話だよ」
「引退した時は、うつ病のことは口に出さなかった。それを恥じていたからだよ。
その時点では誰の助けも受けていなかったし、誰も知らなかった。ただ、その後リーオナに言ったんだ。『私は、何かしなければならない』と。
そこでPFA(プロフットボール選手協会)のマイケル・ベネットに連絡を取った」
(木曜日にはセント・ジョージズ・パークでメンタルヘルスについて講演する予定だ)
「私にとって、今は話すのは簡単だ。なぜなら、もう自分はそこから離れているからね。
これは最も大きなことだよ。他の人にも、他の選手にも、誰かが話すことを知ってもらいたい。
私は、自分がこれについて話し始めるまで、道を見つけることができなかった。恐怖があった。
しかし、ちゃんと明かすことができれば、自分自身でもケアできるし、家族も助けてくれる」
うつ病で自殺を避けるため引退した…元英代表GKカークランドが告白
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
RELATED TOPICS
『Globo Esporte』は『16日、「サントスに所属しているブラジル代表FWニウマー...
イングランド・プレミアリーグのエヴァートンは、「元イングランド代表FWアーロン・レノンは、...
元リヴァプールGKカークランド、1試合もプレーせず自ら退団…なぜ?
かつてリヴァプールでも期待されるGKだったクリス・カークランド。35歳になった彼について...
元リヴァプールGKカークランド頑張ってるみたいです! 今季のファインセーブ集
かつてリヴァプールにも所属し、イングランド代表経験もあるGKクリス・カークランド。32歳に...