トリッピアーのコントロール力
今宵の試合で、彼は自身のサイドに君臨し続けた。
守備では危険地帯に目をやり、攻撃では脅威を与える動きを継続。
オープニングゴールをアシストしたピンポイントクロスも立派なものであった。
“ビッグ・ダディ・ケイン”
ハムストリングの故障により出場が危ぶまれていたが、ポチェッティーノはリスク覚悟で彼を起用した。それはスパーズにとって彼がそれだけ重要だからだ。
3点目のクリスティアン・エリクセンをアシスト、デル・アリの“ハットトリック未遂”となったヘディングの攻撃の起点も彼が作ったものであった。