ダニエレ・デ・ロッシ
(スウェーデンにイブラヒモヴィッチはもういない)
「イブラヒモヴィッチが存在しないという事実は、対戦する者にとっては常に有利な点になるね。
40歳になっていて、さらに彼の足が壊れていたとしても、イブラと対戦したくはないね。
これは我々にとってアドバンテージだ。彼がいないことは確かにいいことだ。
他の選手についてはあまり知らないが、何人かは分かっている。イタリアでプレーしている者がいるからね。また、他にも欧州の重要なリーグにいる選手がいる。ただの凡百じゃない。
3回出場している僕にとっても、ワールドカップは重要だ。なら、まだ出たことのない選手にとってはどれくらい大きいか考えよう。
ワールドカップに出ることが全てだ。サン・シーロのチケットは売り切れた。素晴らしい舞台になるよ。そこにふさわしいことを証明し、立ち向かわなければならない。
ファンに『信じてくれ』と頼むのは適切じゃないね。そんな時じゃない。ただ、試合に勝たなければならないよ。
我々は強いんだ。おそらくスウェーデンよりも。そこには少し恐れもある。しかし、それも必要なものだ。
サッカーはオープンなスポーツだ。素晴らしいプレーヤーは、ブラジルやアルゼンチン、欧州の強国にだけいるわけじゃない。
ただ、ドレッシングルームには自信がみなぎっているよ!」
(アンドレア・ピルロの引退については?)
「全世界がピルロについて語っていたね。それは、彼が特別な人物、特別な選手であったこと、傑出したキャリアを持っていたことを意味するよ。
彼が受け取った皆の総意は、フランチェスコ・トッティのそれと似ているね。
ピルロは忠実なチームメイトであり、本物の友人だ。コーチにも、仲間にも、メディアにも、短絡的な道をとることはなかった。そのような人を見つけるのは難しいよ」
スウェーデンはどんな相手?デ・ロッシの考えとは
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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