今週末に行われるビッグマッチ、アーセナルとトッテナム・ホットスパーのノースロンドンダービー。
イングランドでも屈指のライバル関係を持つ両クラブの一戦は、トッテナムの成長に従ってますます注目を集めるものとなった。
試合前の記者会見に臨んだトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は以下のように話し、対戦相手となるアーセナルのヴェンゲル監督を賞賛したと『Guardian』が伝えている。
マウリシオ・ポチェッティーノ
「サッカーの歴史の中で、アーセン・ヴェンゲルはアレックス・ファーガソンと肩を並べる偉大な監督の一人だ。
3年以上モチベーションを維持するのは難しい。5年なら、10年ならどうか。20年なんて、とんでもない話だよ。
彼について話すときには、誰もが尊敬を見せる必要がある。良いときもあれば、悪いときもある。しかし、尊敬をだ。
ヴェンゲルはイノベーター(創始者)なんだ。誰もの先を行く。ファーガソンのようにだ。
物事を先んじることは難しい。しかし誰もが、他のクラブの先を行くアイデアと哲学の下で、プロジェクトを作ろうとしなければならないものだ。
彼らは先んじた存在だ。それが、私の賞賛と尊敬が大きくなる理由だよ。
私は真実を話している。正直に、公平にならなければならない。
彼は敵である。アーセナルの監督だからだ。しかし彼は同輩でもある。
ヴェンゲルがアーセナルで監督としてやってきたこと、それはいつか私がやりたいことである。トッテナムで20年やっていきたいんだ」