ヤヤ・トゥレ(マンチェスター・シティMF)

シティ着任後、ほどなくしてペップはトゥレと仲違いした。より正確に言えば、彼の代理人であるディミトリ・セルクとだが。

それによって、この偉大なMFのシティでのキャリアは終わったように思えた。ただ、幸いにも指揮官とトゥレは違いを乗り越えることができた。

ペップ就任1年目に彼はリーグ戦22試合に出場したのだ。だが、今季はリーグ戦での起用は激減。

34歳になった彼はピッチ外で多くのことを提供するかもしれないが、ピッチ上でも提供できるものが確かにある。

無論その給与を支払えるクラブは一握りしかなく、シティとしてはそのほとんどが売りたくはないクラブだろう。

だが、イングランドでプレーした最も偉大なMFのひとりである彼の最後の仕事として、そのエンジンを再充電する(再び輝くためのチャンスを与える)以上にいいアイデアがあるだろうか?

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