『The Straits Times』など各メディアは25日、「トーマス・トゥヘル氏は、バイエルン・ミュンヘンを拒否してアーセナル行きを決断した」と報じた。
昨季限りでボルシア・ドルトムントを退任したトゥヘル氏。それからはどこのクラブも率いていない。
バイエルン・ミュンヘンが、今季限りで契約が満了となるユップ・ハインケスの後任として彼を狙っているという報道があった。
しかし先週の金曜日、トゥヘル氏はバイエルンの役人との会談を行い、監督就任を拒否したという。
また、PSGの代表者も同様にトゥヘル氏と会ったとのことだが、この際にも就任の可能性はないと答えたという。
記事によれば、トゥヘル氏の新天地はプレミアリーグのアーセナルなのではないかと考えられているようだ。
アーセナルでは元ボルシア・ドルトムントのスカウトチーフであるスヴェン・ミスリンスタットが所属している。
彼はトゥヘル氏との確執が元となってドルトムントを離れたという過去があるが、アーセナルには「もしトゥヘルが来てもプロとして働く」と答えているという。
今季も苦しい戦いが続いているアーセナルは、チャンピオンズリーグの出場権を獲得できない可能性が高くなっている。
68歳になるアーセン・ヴェンゲル監督の去就も不透明で、契約は2019年まで残っているものの、今季限りでの退任が噂されている。