佳境を迎えている欧州主要リーグ。リーガではバルセロナが優勝に近づいている。
一方、宿敵レアル・マドリーは現在3位。両者が対戦するエル・クラシコは5月の第36節に予定されているが、すでにバルサの優勝が決まっている可能性もある。
だが、もしそうなったとしても、レアルはバルサに対して『ガード・オブ・オナー』をやることはないようだ。『Marca』によれば、ジネディーヌ・ジダン監督がこう明言したという。
ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー監督)
「何度聞かれるのか分からないが、私の答えは非常に明確だ。
『ガード・オブ・オナー』がトロフィーを勝ち取った後の伝統だったとしても、バルセロナがそれを破った。
なので、カンプ・ノウで我々がやることはないだろう。私の決定だ。
バルセロナが伝統を破った」
『ガード・オブ・オナー』は優勝したチームの選手たちを相手選手たちが整列して出迎えるというもの。
昨年12月にサンティアゴ・ベルナベウで行われた一戦でも、『ガード・オブ・オナー』をやるのか否かが話題になった。
だが、FIFAクラブW杯で優勝したレアルに対して、バルサは「リーガやCL優勝が決まったタイミングではない」として拒否。
ジダン監督はバルサの拒否は伝統を破るものだったとして、“報復”すると述べていたというわけ。