サウジアラビア代表
アジア最終予選を日本に次ぐ2位で突破し、2006年以来となるワールドカップ出場を決めたサウジ。
だが、2015年からチームを指揮してきた功労者ベルト・ファン・マルワイク氏は、その直後にチームを去ることに。彼の場合はもともと契約自体が予選終了までだったのだが、延長交渉が破談に終わった形。
その理由について本人は「W杯予選の後、私のスタッフの多くが解雇された。受け入れがたいと感じた」、「(サウジに住むことを求められたが)自分にとって交渉可能ではなかった。永住したくない」などと明かした。
ただ、本大会までの新契約について交渉はしていたそうで、「今メディアから後任について聞いた。(交渉が)終わったことを今知った」、「(サウジの代表)選手たちは私が去らなくてはいけないことを理解できないと感じている。彼らは私とワールドカップに行きたがっていた 」とも述べている。
サウジは後任としてUAE代表監督だったアルゼンチン人のエドガルド・バウサ氏を招聘するも、なんと2か月で再び指揮官を変更。昨年11月に元チリ代表監督フアン・アントニオ・ピッツィ氏を新監督に迎え入れている。
一方、ファン・マルワイク氏はポステコグルー氏が去ったオーストラリア代表監督に就任。ただし、ワールドカップ終了後の退任も決まっている。