『L'Equipe』など各メディアは、「ルーマニア1部リーグのFCヴォルンタリが、アドリアン・ムトゥ監督と契約した」と報じた。

アドリアン・ムトゥは1979年生まれの39歳。パルマやチェルシー、ユヴェントス、フィオレンティーナなどでプレーしたルーマニアの名選手である。

ピッチ外では問題児として知られていたが、2016年に現役を離れた後は指導者の道を歩み、今回が初めての監督就任となる。

FCヴォルンタリは2014-15シーズンに2部リーグを制覇し、歴史上初めて1部昇格を果たしたクラブ。

初めてのトップリーグでは苦戦しプレーオフに回ったが、アラドに勝利して残留に成功した。

昨季は経験豊かな選手を補強したことから成績を伸ばし、リーグでは9位、カップ戦ではアストラを破って初優勝を果たしている。

今季はレギュラーシーズン10位、下位8チームで行われている残留ラウンドでは1勝1分け3敗と苦戦している。

そのため14日にクラウディウ・ニクレスク監督との契約を解除しており、指揮官交代を決断していた。

なおジャーナリストのエマヌエル・ロシュ氏によれば、ムトゥの給料は月9000ユーロ(およそ119万円)だとのこと。

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