サッカー界に大きな反響をもたらしている、アーセン・ヴェンゲル監督退任のニュース。
アーセナルで指導を受けた選手はもちろん、かつて対戦した指導者らもその功績を讃えている。
そんななか、アーセナルと激しい優勝争いを繰り返したマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるデイヴィッド・ベッカムもInstagramでヴェンゲルの退任について言及。
その内容は、紳士的なものだった。
「この男はこれから、卓越した選手を輩出し、素晴らしいフットボールを展開し、そして我々マンチェスター・ユナイテッドとプレミアシップにおいて偉大なるライバル関係を築いた22年間に相応しいリスペクトを得ていくのかもしれない。
アーセンがアーセナルにもたらした全てを祝福する時だ」
ユナイテッドアカデミー出身のベッカムにとって、アーセナルは目のかたきにしてきた存在であったはず。しかし、ヴェンゲルが残した功績をしっかりと評価し、それに対して祝福することをファンに求めた。
ベッカムはイングランド代表の選手としてヴェンゲルと会話したことがあるようで、またLAギャラクシー在籍時の2008年には3週間ほどアーセナルの練習に参加したことがある。