2018-19シーズンより、新監督を迎えることになったアーセナル。

アーセン・ヴェンゲルの退任後であるため転換期となることが予想されるが、新たな指揮官には難しい現実が待っているようだ。

英国『Telegraph』によれば、この夏補強に費やすことができる金額は5000万ポンド(およそ75億8700万円)相当にまで制限されるという。

アーセナルは今季UEFAチャンピオンズリーグへの出場権を逃しており、それにより今夏の移籍市場における予算を縮小せざるをえなくなった。

これにより、ジョゼップ・グアルディオラやジョゼ・モウリーニョが就任一年目から大量補強をした一方で、アーセナルの新監督は現在のメンバー構成を大幅に変えることはできないという。

アーセナルは昨夏と今冬にアレクサンドル・ラカゼット、ピエール=エメリク・オーバメヤングという主力を獲得しており、2人の補強だけで1億ポンド(およそ151億円)以上を費やした。

また、2016年の夏にはグラニット・ジャカやシュコドラン・ムスタフィ、ルーカス・ペレスなどの獲得に総額1億ポンドほどを使っており、今夏の予算はこの時の半分程度になるとのこと。

そうした状況もあり、アーセナルは現在のところWBAのDFジョニー・エヴァンズやマインツのDFアブドゥ・ディアロといったコストパフォーマンス重視の選手をリストアップしているという。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名