昨シーズン途中にも「走っているチーム」と「順位」の関係性について、J1の公式データを元に取り上げたが、2018シーズンの約3分の1が消化したタイミングで改めて検証してみることにしよう。

まずは、(第12節終了時点における)「チーム別の1試合平均走行距離」と「現在の順位」を簡単にまとめたのでご覧頂きたい。

ここまでの「チーム走行距離ランキング」における一位は、アンジェ・ポステゴグルー監督の下、新戦術に挑戦し続けている横浜F・マリノス。

続く二位は、全選手の選手も攻守において積極的なランニングを行うなど、チーム全体に「走り負けない」という意識が浸透しているV・ファーレン長崎。

そして最下位は、昨季もこのランキングにおいてはここが定位置であった川崎フロンターレとなった。

では、走行距離と実際の順位との関係性を見てみるとどうだろうか。