ただ、一方でスポルティング・リスボンはこのトラブル自体が「代理人の陰謀である」と訴えているのだ。
ルイ・パトリシオにはイタリア・セリエAのナポリ、そしてイングランド・プレミアリーグのウォルヴァーハンプトンからオファーが来ているといわれる。
その取引を実現させたいジョルジュ・メンデス代理人が、手数料を稼ぐためにトラブルを殊更大きくしている…。
スポルティングの会長ブルーノ・デ・カルヴァーリョは以下のように話し、ジョルジュ・メンデスを牽制したとのこと。
ブルーノ・デ・カルヴァーリョ
「ルイ・パトリシオの契約解除の要請は、スポルティングに警笛を鳴らすものだ。
我々はジョルジュ・メンデス代理人と交渉している。彼は現在ポルトガルにはいない。
ナポリからオファーがあった。我々はそれについて会談した。いくつかの関心はあったが、監督が変わってしまった。
次のオファーはウォルヴァーハンプトンからだ。それに書かれていたことを信じる。
それは1800万ユーロだった。ジョルジュ・メンデスの片腕が昨日連絡してきて、我々の立場を聞いてきた。それが全てだ。
新聞はジョルジュ・メンデスの言葉を待っている。彼は、1800万ユーロのうち700万ユーロ以上を求めてきたよ。なんとかして手数料を稼ごうとしている。
ジョルジュ・メンデスはこの状況でアドバンテージを得ようとしている。もはや犯罪者だね」