3位 イングランド(UMBRO ホーム)
出場32ヶ国中22ヶ国をadidas、NIKE、PUMAが占めたがadidas、PUMAは同一のフォーマットを多用して面白みに欠け、NIKEは蛍光色というアイデアで臨んだが評価はいま一つであった。
そんななか、伝統のメーカーUMBROはイングランド代表とアイルランド代表の地元2ヶ国をサプライした。イングランドのホームモデルは左身頃に赤のラインが縦に入るというシンプルなデザインであったが、逆に好感度の高いものとなった。
もちろん日本列島を駆け抜けた「ベッカム人気」とも無関係ではなく、アルゼンチンに対して4年前の借りを返した彼への賛辞も含め、日本代表モデルに次いで、街での着用をよく見かけた一着でもある。
ちなみに筆者はラウンド・オブ16のブラジル-ベルギー戦を神戸で観戦した際、淡路島でキャンプを張り、この試合の勝者と準々決勝で当たるイングランド代表選手団が偵察に訪れており、「生ベッカム」を見る幸運に恵まれた。