『TASS』は20日、「無人機(ドローン)を飛ばしたサポーターがロシア当局に逮捕された」と報じた。
事件が発生したのはモスクワの観光地として知られる赤の広場。逮捕されたのはオーストラリア代表のサポーターだったとのこと。
ワールドカップ観戦のためにロシアを訪れた彼は、20日にクアッドコプター(4個の回転翼を持つヘリコプター)型のドローンを使用した。
そのためロシア警察は彼の身柄を拘束し、事情聴取を行ったあと、ドローンを没収の上開放したという。
なお、当該のオーストラリア人サポーターには5000ルーブル(およそ9000円)の罰金が課せられるとのことだ。
ロシア交通省は2016年3月9日からモスクワでのドローン使用を原則的に禁止しており、例外的な許可がない場合は違法となる。