7月1日、ロシアワールドカップのラウンドオブ16、スペイン対ロシアの試合がモスクワのルジニキ・スタジアムで行われた。
昨年11月に親善試合で対戦し、3-3で引き分けた両チーム。
試合は大方の予想通り、スペインがボールを握って相手陣内に押し込み、ロシアが守ってカウンターという展開。
迎えた12分、セットプレーからセルゲイ・イグナシェーヴィチのオウンゴールでスペインが先制する。
さすがにスペイン相手では厳しいかと思われたロシアだが、41分、ジェラール・ピケのハンドでPKを獲得し、アルチョム・ジュバが決め同点に。
これで落ち着きを取り戻したロシアは、組織的な守備で70%を超えるポゼッションのスペインに得点を許さず。90分、そして延長戦も耐え抜き、勝負はPK戦へ。
結果、全員成功したロシアに対し、スペインのコケとイアゴ・アスパスのキックをイーゴリ・アキンフェエフがストップ。
8万人近い大観衆の後押しを受けた開催国ロシアが優勝候補のスペインを下し、初のベスト8進出を果たした。