ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)
今夏のユナイテッド移籍マーケットは彼を中心に回っていた。ただ、スパーズのダニエル・レヴィ会長は手強い交渉人として知られており、アルデルヴァイレルトの場合もそうなった。
強硬な姿勢を崩さなかった同氏は、ユナイテッドに対してアントニ・マルシャル売却を問いかけたとされている。
モウリーニョにとっては喜んで現金と交換する選手だったが、首脳陣の考えは異なっていた。クラブの将来を担う選手のひとりとみなしていることから、マルシャルを放出しないことにしたのだ。また、獲得の際に大枚を叩いており、安売りするつもりもなかった。
ベルギーのW杯3位に貢献したアルデルヴァイレルトを補強できていれば、守備ラインを飛躍させられただろうが…。