11位:マウリシオ・ポチェッティーノ(トッテナム)

新しいスタジアムに新しいトロフィーを求めているトッテナムのファンは、少し我慢が必要だろう。何せ補強がなにもないのだから。ただ、それはポチェッティーノのせいではない。

潜在的に問題を感じるのは、この動きにポチェッティーノ監督が不満を述べていることだ。ダニエル・レヴィとの関係だけが不安点である。

10位:ロイ・ホジソン(クリスタル・パレス)

昨季降格の危機にあったクリスタル・パレスを途中で引き継ぎ、最終的には11位まで浮上させたホジソン。

しかし2013年のイアン・ホロウェイ、2014年のニール・ワーノックの例で考えれば、パリッシュ会長は感情的に解任する傾向もある。起こりそうではないが、絶対にないとは言い切れない。

9位:ニール・ワーノック(カーディフ)

2部から昇格してきたカーディフの監督ワーノックは、多くの雑誌で「解任可能性が高い」と考えられている。

しかしオーナーのヴィンセント・タンはかつてスールシャールをいきなり監督にして大失敗したことから教訓を得ているはずだ。

監督には経験が必要だと考えるのであれば、ワーノックを解任することにはあまり意味がないと分かっているだろう。