自動昇格を果たすには…

29節を終えてJ1参入プレーオフ圏内の3位につけており、首位・松本山雅との勝点差は5、2位・町田ゼルビアとの勝点差は2だ。

2位以内に入れば文句なしで昇格できるが、3位から6位でフィニッシュした場合はJ1参入プレーオフに回る。当然ながら、自動昇格ができる2位以内を目指して、残りの13試合を戦っていくことになるだろう。

では自動昇格へ向け、何が必要となるのか。シーズンの疲労が溜まり、総力戦となる終盤戦では、調子の良い選手が局面ごとに活躍できるかが大事となる。

この点に関して、片野坂監督の舵取りに全く問題はない。

片野坂監督

例えば今季の采配を振り返ると、國分伸太郎や那須川将大、前田凌佑、岩田智輝といった出場機会に恵まれなかった選手たちが徐々に出番を掴んでいる。特に那須川、前田、岩田の3人は定位置を確保しそうな勢いだ。

さらに、ポジション争いが熾烈な前線は指揮官にとっても“嬉しい誤算”だろう。

直近4試合で4得点の三平和司が好調を維持し、10ゴールで現在チーム内得点王の後藤優介、シャドーを主戦場に9ゴールを奪っている馬場賢治、新天地に適応してきた藤本憲明らが顔を揃える。

他にも伊佐耕平、林容平、清本拓己が控えており、選手層に憂いはない。状況によって最適な組み合わせで戦うこともでき、ライバルより優位に立っている点だと言える。

最終盤で多士済々の攻撃陣がチームを牽引できれば、自動昇格はもちろん、逆転でのJ2制覇への期待も大いに膨らむはずだ。

2018/08/19 written by ロッシ