プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッド対ウォルヴァーハンプトン戦がオールド・トラッフォードで行われた。
前半にユナイテッドが先制するも、昇格組のウルヴスが後半に追いつき、1-1の引き分けに持ち込んだ。
昨季2部で優勝したウルヴスは大物代理人ジョルジュ・メンデス氏と強いつながりがあるチーム。監督のヌーノをはじめとして多くのポルトガル人を保有しており、この日は5人がスタメンに名を連ねた。
ここまで6試合で2勝3分1敗と上々の成績を収めており、ワトフォードとともに今季の台風の目になりつつある。単なる昇格チームではないことは、実際に対戦したあの選手も分かっていたようだ。
プレミアリーグ第3節でウルブスと1-1で引き分けた後、マンチェスター・シティDFヴァンサン・コンパニはこう述べていたのだ。
ヴァンサン・コンパニ(マンチェスター・シティDF)
「彼ら(ウルヴス)は僕らと優勝を争うライバルたちから勝点を奪うだろうと確信しているよ。
彼らは大きな戦利品を手にするための準備ができている典型的なチームだ。
プレッシャーに晒されても、そこから脱却するための十分な質を備えているからね。
他にも、キープレイヤーたちがハードワークをするし、常にいい融合をしている。
彼らがサプライズを起こすだろうと確信しているよ。
昇格してきたばかりの2部チームのような振る舞いやプレーじゃない」
強豪相手にサプライズを起こせるだけの質があり、単なる昇格チームじゃないという感想を持っていたようだ。
そのウルヴスは今週リーグカップでレスターと、リーグ戦でサウサンプトンと対戦する。日本人選手との対決もあるかもしれない。