鈴木武蔵
ジャマイカ人の父と日本人の母を持つ。武士を想像させる名前ながら、黒人の血を受け継いだ身体能力は日本人離れしており、高校時代の体力測定で行った垂直跳びでは、機械の上限を超えてしまい測定不可能となった逸話がある。
しかし、その特大なポテンシャルをサッカーではなかなか発揮できず、未完の大器と評されてきたが、活躍の場を長崎に移した今シーズンはハットトリックを達成するなど、潜在能力が発揮され始めている。
目標だった2桁ゴール達成も濃厚で、これからの活躍次第では、似たタイプがいないA代表への道も見えてくる。その前に、まずは最下位で苦しむチームをJ1残留へと導くことが至上命題である。