サッカーでは物事が変化するものだ。ユヴェントスがチームを再構築したいという願いは理解できる。
クラウディオは少し郷愁を抱いているよ。そうでなければおかしいしね。もし彼がまだユヴェントスにいたら、地球上で最も幸せな男だっただろう。
新しいページがめくられることにはなったが、クラウディオは新しい人生にとても満足している。
ゼニトは野心的なクラブであるし、非常に近代的なスタジアムを持っているし、ロシアリーグで首位に立っている。8連覇も可能かもしれない。
サンクトペテルブルクには行ったことがなかったが、この街の素晴らしさを発見したよ。
ヴェニスのようでもあるし、パリのようでもある。寒いけれどもね。綺麗で、清潔で、モダンだ。美しい。
しかし、何よりもクラウディオが新しい挑戦に向かって満足しているのを見られるのが幸せだ。
ゼニトのファンは彼を本当に暖かく迎えてくれた。孫たちと一緒にサンクトペテルブルクの動物園にも行ったし、ファンからは何枚も写真を頼まれた。
注目されることは、息子にとって決定的なものだよ。彼は常にファンこそが最もサッカーで美しいものだと考えているからね」
マルキージオ、ミランからの「給与2倍」オファーを断っていた
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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