奥山政幸(FC町田ゼルビア)

台風の影響で2試合未消化ながら首位に勝点4差の3位に付ける町田ゼルビア。

サイバーエージェントが経営権を取得したことで注目の的となっているが、そんな将来性あるチームの躍進を後ろから支えながら成長を見せているのが奥山だ。

MF登録ではあるものの、両SB、CB、ボランチと、後ろのポジションならどこでもこなせる守備職人で、今季は左SBで定位置を確保。出場停止の1試合を除き33試合に出場している。

大谷、酒井、深津、奥山の4人で形成する不動の最終ラインが町田の“土台”といえるだろう。

クラブは先月末、2019年もJ2クラブライセンスが付与されることを発表した。つまり今季も昇格は見送りとなったわけだが、それでも延期分の結果によっては首位浮上の可能性がある。

今節は首位・大分との上位対決。J2屈指の攻撃陣にどう立ち向かうのか楽しみだ。