メンフィス・デパイ
Memphis Depay
1994年2月13日生まれ(24歳)
ポジション:CF/LWG/RWG
「ヴェスリー・スナイデルの背番号10を誰が引き継ぐか」はオランダサッカーファンの中で一つの大きな話題であったが、その後継者に選出されたのがメンフィス・デパイであった。
「何もかもが若すぎた」と振り返るマンチェスター・ユナイテッドでの挑戦では挫折を味わったが、フランスのリヨンに身を移すと、水を得た魚のように躍動。2017-18シーズンには国内リーグで19得点13アシストと大爆発し、オランダ代表の攻撃陣を牽引する役割をロナルト・クーマン監督から授かった。
オランダの前線は「流動性」という言葉が似合うほど、シチュエーションに応じて様々な形に変化する特徴を持っているが、そこで活きてくるのが彼の持つ「多様性」である。
基本ポジションは最前線の中央ながら、決してその位置に止まることはなく、ポジションを下げてMFとのラインを繋げるリンクマン、はたまたサイドでウインガーの役割なども兼務。
さらに、これもスナイデルから引き継ぐようにプレイスキッカーも任されており、その貢献度の高さは「チーム一」と称しても過言ではない。