武藤嘉紀(マインツ)
2015年夏、レスターへ移籍した岡崎慎司の後釜として、マインツへ加入した武藤。
Jリーグ時代は主にアタッカーであり当時はストライカーに本格的に転向してからまだ日が浅かったが、2015年10月31日に行われたブンデスリーガのアウクスブルク戦でハットトリックを達成した。
チームはこの時2連敗中で、当時のマーティン・シュミット監督の進退問題に発展しかねない状況にあった。しかし武藤が先制点、追加点のゴールを決めると、逆転された後の後半アディショナルタイム、武藤は同点弾となるハットトリックを記録しチームも監督も救ったのであった。
今夏、プレミアのニューカッスルへ加入したが、マンチェスター・ユナイテッド戦でゴールを決めたのみでチームは17位に沈む。しかし、岡崎も成し遂げられなかったブンデスリーガでのハットトリックを記録した彼には、レスターで「奇跡の優勝」を経験した岡崎のような大仕事を期待したいものだ。