若い選手に明確な信頼を持っている

レアル・マドリーのチームの中心は、この6年間ほぼ同じだったと言える。チャンピオンズリーグ4回の優勝、3回のクラブワールドカップ優勝、そしてリーガ・エスパニョーラの優勝。

しかしそれらの選手はキャリアの終盤に差し掛かっている。そのツケも支払っている状況だ。マルセロ、セルヒオ・ラモス、ルカ・モドリッチ、カリム・ベンゼマ。彼らはあと数年世界のトップを維持できる保証がない。

若手をあまり信頼しなかったロペテギと比べ、オドリオソラ、レギロン、ヴィニシウスらを使うことを厭わないソラーリは、世代交代のきっかけとなれるはずだ。

もちろんその若さの弊害も出るかもしれないが、今季ならまだ大きなダメージにはならない。今のうちにやっておくべきことをやるべきだ。